お知らせ
⭐️マニュアル通り
⚫︎夏季休暇中に家族で国内旅行に行って来ました。そこそこのホテルに数日間滞在し、現地の催しにを見に行ったりレンタカーを借りて少し遠出したり、何より新鮮な地酒や魚を堪能することができました。
⚫︎ホテルはブュッフェ式の朝食でかなりのチョイスがありました。レストランに着き、受付の方が食事券の当日の日付を確認すると、座席案内担当スタッフが間髪を入れず座席に案内してくれました。
⚫︎初日、その座席への導線の最中、スタッフの方は、1.こちらのホテルは初めてですか?2. このレストランは来られたことはございますか?3. 今当地でやっているイベントには行かれましたか?と、親切に話しかけてきて説明してくれました。
⚫︎違和感を感じたのは2泊目、3泊目です。それぞれ別のスタッフの方は、毎回、同じ内容の1.2.3の質問を、同じ言葉で聞いてこられました。2泊目以降は全て私の返答はNoや行きましたになりますと、その先の会話が無くなりました。マニュアルでは、恐らく無言で席に連れて行くのではなく、伝えるべきレストランシステム説明や当地の最新情報提供は必ず行う、その際、すべき会話内容は、事前に指示しているんだろうなと感じました。今日のコンプラでは、親切ではあるが、会話から余計なトラブルに巻き込まれるようなやり取りにならないようしているかもしれません。
⚫︎ホテルに何の落ち度がある訳では無いですが、AIが対応しているような無機質感を持ってしまいました。旅先で昔の旅館の女将さんとのやり取りを楽しむという世界は最早国内でも期待しにくいんでしょうね。そう言えば、街では、地元の料理屋の看板より、全国チェーン店の看板が目立ったような気がします。
つまらないものですが
⚫︎先日電車に乗っていた時、こういう場面では、this is gift for you と言い切る事を推奨する壁面動画を見る事がありました。在米体験がある経験上、現地の方でもI don't know if you like it but 位は言ってたんじゃないかなと思いました。
⚫︎アメリカ相手は曖昧な日本的表現ではなくて、ストレートに言うべきと思っていた結構英語が喋れる方が、none of your business と言った事で、OK, then fineと言われて信用を失ったケースを見た事もあります。
⚫︎日本でも、あんたに言われたくないよ、とか余計なお世話ですよ、仕事をしている相手でも、関係が樹立している前提で、親しみを込めてあっても良いと思います。相手との距離感が適切であるかどうかによって評価が変わるのは、単純にアメリカか日本かと教わって学ぶ話ではなく、自分が臨場して判断することなのでしょう。
政治に関わらないコメント
⚫︎FPの仕事は、国が打ち出す税制改革や社会保険制度の改訂に呼応し、顧客に最新の情報をもとに、適切なアドバイスをすることなのは自明です。
⚫︎昨今の海外情勢の危険な劇的変化と、それに対する日本の国内外への対応を目の当たりにすると、政策当事者の理解や対応速度について意見があるのも事実です。
⚫︎FPに限らず、私企業でも政治にまつわる発言は微妙ではあります。全く触れなければ極めて一般的な話にもなりえます。色々な場面で、常に自戒をしながら頑張っていきたいです。
モノづくり
⚫︎製造メーカーは、その時の社会のニーズに応えて色々な工業製品を世に送ってきました。温暖化対策や家庭や職場の環境改善を目指し、団扇や扇子が扇風機に、扇風機がクーラーに、そして全館空調や断熱ガラス設置等に進化してきました。
⚫︎廃れる業種や栄える業種が出てくる中で、技術開発の努力をしても企業を維持するのは大変です。そしてその競争相手は諸外国や異業種にもなっています。
⚫︎長く自動車産業は日本にとって欠かせないものでしたが、大きな転換点を迎えています。それがどれほどインパクトのある事か。まだ始まったばかりです。