お知らせ
バイアス
⚫︎FPの仕事では、投資判断の相談を中心にこのバイアスを意識する認識が求められます。一言で言えば偏見を伴う先入観、意識すべきか排除すべきかは、人それぞれの事情によりますね。
⚫︎"二世俳優"という表現があります。ともすれば忖度や裏金が働いているかもしれないややネガティブな響きに聞こえる事もあるかと感じます。個人の感想ですが、趣里、仲野太賀、佐藤浩市等の俳優は、それぞれが役者になった過程はいくらでも想像出来ますが、結果として実力で訴える仕事をしている印象があります。
⚫︎世の中、バイアスだらけ。FP相談時の情報を通じて、自分を磨き、その時々の実力を客観的に分析しながら投資判断していけると良いですね。
変化の前兆
●10月の首都圏新築マンションの一戸あたり販売価格が8ヶ月振りに前年同月比を下回ったと報道がありました。ただ1平米あたりの単価は8ヶ月連続で前年同月比を上回っているとの事です。
●不動産業からは、高額物件が一巡した影響で今後の供給数の上限や建築コストの高どまりは続く為、10月の販売価格下落は、不動産市況の軟化には繋がらないとの見解も発表した会社もあるようです。
●米国金利が頭打ちになり、これ以上の円安にはならない感を含め、じわり円高になっているようです。国際問題不安、内外金利差による円安、それに繋がる国内物価高と海外投資家には安い日本不動産いう一連の潮目が変わってきた時、不動産価格や住宅ローン金利はどの位反応していくでしょう。
中間決算発表
●上半期の決算発表のピーク時を迎えています。コロナ一段落後、円安、物価高、政策不安、イスラエルパレスチナをはじめとする世界各地での不調和が反映し始めています。
●注目は各社の借入金額或いはNet有利子負債レシオです。いよいよ金利のある世界になり、1兆円借りている会社は1%金利が上がれば100億円の金利負担増になるばかりでなく、業績見通しが芳しくないと銀行から指導(借入縮小、一部返済)をされる事になるでしょう。
●昔、貸し剥がしという銀行の強行姿勢を示す言葉がありました。金利を意識しなかった期間が長かったので若い経営者ははじめての経験かもしれません。
円安の理由
●海外との金利差を理由にすることは最もシンプルで、理屈にあってます。
●但し、為替は、政情、気候等様々な要因に関する投機的動きに大きく左右される為、予測することは大変難しいです。
●減税案の四万円の評価があまり芳しくなくそれが日本の国力強化に繋がらない感触も、為替に織り込まれていても不思議ありませんね。