お知らせ
宅建士免許更新
今月、宅地建物取引士の免許を更新しました。
⚫︎免許は5年毎の更新が資格維持の為に義務付けられていて、その間に変わった業法や最近のトレンドを、事例、判例を元に一日講習を通じて学びます。
⚫︎この5年は次の要素により業法は激動しています。
1. 民法改正による書面契約記載事項厳守の厳格化。
2. 媒介契約、重要事項説明の電子化導入。
3. 住宅老朽化、空き家問題解消にむけ、耐震基準のみならず、断熱省エネ基準表示明確化や義務化による住宅品種差別化が進む。
4. 業界の事を知らないであろう個人の買い手、借り手を保護し、説明責任が売り手、貸し手、仲介業者にそれぞれに、より明確に。
⚫︎業者に一方的に言われて、分からないからこんなものだろうと納得するには不動産は高すぎる買い物です。制度も買い手、借り手をより保護する方向に動いています。
⚫︎買い手の質問によっては、売り手や業者は個人情報保護観点より答えを避けるべき内容だったり、答えるべき立場でない事は無くはありません。ただし、業者は誰ならどう答えられるかを理解して、お客様を正しく導くべきということです。
今年も確定申告の季節が近づいてきました
●HPに国税庁の確定申告書作成コーナーへリンクするバナーを今年も貼りました。毎年申し上げていますが、お手元の資料を指示に従って打ち込んでみるのが一番理解が早いのでお試しください。
●所得税確定申告は2月16日ー3月15日までです。そろそろ収入元から昨年度の源泉徴収票が届き始める頃かと思います。生命保険料、火災保険料、小規模企業共済(IdeCoを含む)明細等は昨年11月頃までに送付されています。その他社会保険料、医療費、ふるさと納税を中心とした寄付等をまとめて、源泉徴収票上の扶養状況が年末時点に合致しているか見直し入力してみましょう。
●疑問点や相談事があれば、税務署は丁寧に説明してくれます。間近になると予約が取りにくくなるので1月中がお勧めです。
マンションの建て替え
⚫︎現在、老朽化が進んだマンションの耐震性を念頭に区分所有法上の賛成4/5を3/4に引き下げるよう国会決議に向けて準備が進められています。
⚫︎建て替えについては、マンション規模、居住者の年齢や懐事情、投資所有者の思惑で80%の賛同を得るのは大変です。
⚫︎新築、築浅で買ったマンションでも、将来、その時のマンション区分所有者決議によります。原則、大規模修繕決議も3/4です。住人を中心としている筈の区分所有者がどう判断していくのでしょう。個別に相当事情の差が生じそうです。