お知らせ
2022 / 11 / 18 20:50
10月消費者物価指数
●本日総務省は10月の消費者指数で生鮮食品を除く総合指数は前年同月比3.6ポイントの上昇と公表しました。この上昇率は1982年2月以来の水準です。
●10大費目指数の中で食料が6.2、高熱水道費が14.6、家具家事用品が6.9ポイント等目立ちます。これらの多くが輸入由来であること、その原料を使って製品を製造するメーカー或いは中間業者の介在・在庫がある事より、消費者物価への反映は遅れる事が容易に想像されます。従って今後も消費者物価指数の上昇が続くと覚悟せねばなりません。
●因みに1974年は、1年間を通じてこの指数が20ポイント超えていました。その前年秋に起こったオイルショックにより「狂乱物価」という造語が作られた年です。