お知らせ
2022 / 02 / 13 21:00
富裕層
●ある会員の方から、前回の投稿に記載した”富裕層”っていくらのことを指すのですかと質問を受けました。一般的には金融資産合計から負債を差し引いた純金融資産の所有額が1億円以上5億円未満を指し、それ以上を超富裕層、5,000万円から1億円未満を準富裕層と呼ぶようです。この金額でも、年金以外に老後2,000万円以上不足するか検討しなければならない年齢になれば納得感が減りますね。勿論、富裕層が相続対策に資産合計を知ることは重要です。
●今後の増税にむけて気を付けるポイントは絶対額ではなく申告所得であると思っています。所謂1億円の壁問題による株配当や譲渡所得(現在一律に20.315%源泉徴収)の所得連動変動税率導入の可能性、住宅取得資金や教育資金一括贈与に関する非課税措置、年間非課税贈与110万円枠の運用等は注視しておいた方が良いと思います。贈与税はもらった人が払うのですから、富裕層が身近にいる人も気にするべきですかね?